国宝松本城 氷彫フェスティバル2017

1月19日から22日まで松本城公園で開催された「国宝松本城 氷彫フェスティバル2017」に行ってきました。
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今年で31回目を迎えるという冬の風物詩?的な伝統あるイベント。冬の週末のほとんどを信州で過ごしていると言っても過言ではないくらい冬は信州に入り浸ってる僕ですが、そんなイベントがある事すら知らなくて先週くらいにはじめて知りました。興味を抱き色々と調べてみたら松本城をバックに氷彫刻家の職人達が夜通し作り上げる作品を制作過程から見られるコンテストがあるとか!そんな素敵なイベントを今まで見過ごしていたなんて…30年間何してたんだ!って話ですよ。まぁ、ほとんど雪山に居たんですけどね。しかもそのイベントが今回で最後なんだとか。本当は今週末はスノボに行く予定でいたのですが、スノボは来週でも行けるしこれはもう行くっかない!と思い松本までやってきました。

イベント自体は19日から開催されていたようですが、氷彫刻の制作が開始されるのは21日の17:30から翌朝の5:30まで。つまり、土曜日の夜に着けば制作過程を見ることが出来る訳でその時間に合わせて松本に着くように金曜日にはしっかり睡眠をとって土曜日の午後に出発。夕方くらいに到着して…と思ってたけど実際には仕事疲れでがっつり昼過ぎまで寝てしまい松本に着いたのは19:30ぐらい。

入口から入るとまずら氷の鯱鉾がお出迎え。この氷像はコンテストとは関係なく今回のイベント用に作られたもののようですが、ライトアップされ黄金の輝き?を放つ鯱鉾の後ろに国宝松本城が…素敵過ぎる。
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そのまま進んで行くと、多くのギャラリーが見守る中、既に氷彫刻作りはスタートしていてその光景はもはやTVチャンピオン?氷彫刻の展示を見られる所はあっても、なかなか制作過程を見られるイベントはないのでこれは貴重な体験。まだスタートしたばかりとあって氷の柱が組み上げられた段階のチームがほとんどで、ここからざっくりと下書きをしたらチェーンソーなどを使って整形し作品にしていくみたい。タイミング的にはこの段階から見られたのでバッチリだったのかなと。この段階では何が出来るのか全く分からないので完成がとても楽しみ。
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しばらくは制作過程を観てましたが、そんな短時間に完成するものでもないので数時間おきに観にくれば良いかな?と思いせっかくなので夜の松本城を改めて見に行く。松本城は何度か観にきてるけど、夜には来た事なくて、ライトアップされた漆黒の城。その美しさに見惚れておりました。そして夜だけの特権?ダイヤモンド富士ならぬ、ダイヤモンド松本城?水面に映る松本城の美しい事。やっべぇ、これ観れただけでもここまできた甲斐があった気がするよ。2枚ともほぼ同じアングルですがホワイトバランスを少し変えて撮影してみた。
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その後はちょっと近所を散歩。商店街をテクテクと歩いていくと大手門枡形跡広場にも氷像の特別展示が。19日から制作されていたのはこちらの氷像のようですね。規模はそれほど大きくはないものの、こちらもなかなか…
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再びお城に戻ってきて続きを見学。公園内にはちゃんとフードエリアはあって、「信州・松本鍋まつり」というイベントが同時開催中。チケットを買ってフードエリアにあるご当地鍋の中から好きなものを選んで食べられる。まもなく終了時間という事で既に完売し終了してる店舗もありました。雪こそ降ってないがだいぶ寒くなってきたのでここは鍋でしょ!と思いこちらの「蕎麦つみれ鍋」を頂きました。体温まる~!
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温かい食べ物を口にしながら氷像作りを見物してました。なんか尻尾だけ完成?何が出来るんだろ…
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その後は一旦基地(車)に戻って少しだけでも仮眠。夜中にちょいちょい起きては制作過程を確認しつつ、再び仮眠。夜中は最低気温が-10℃になることもあるこの地域。寒さ対策は万全にしてきたしスノボやってると頂上付近なんてそのくらいの気温だから全然大丈夫だと思っていたのに体動してる訳じゃないのでやっぱり寒い。作ってる人達は大変だろうな…と思いつつ暖かい寝床へ。ここからはそんな感じ。



23:00 最初はただの氷の塊だったものが徐々に形になりはじめ命を宿し始める。巨大なオブジェはいきなり大きな塊から作るのではなくパーツ単位で制作され後で合体するという制作方法らしい。こうゆうの見てるのめっちゃ楽しいよね。先程の途中経過から3時間近く経過してどんなものが制作されるのか何となく見えてきた感。
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1:30 この時間になればさすがにギャラリーが減ってるんじゃ…と思ってましたがなかなかどうして。一眼レスのカメラを構え熱心に写真を撮っている人の姿が目に付きます。ようやく全貌が観えてきたというか個々に作られていたパーツが連結されて更に巨大になってたり作品がだいぶ完成形に近づいていてさっきの尻尾はここだったか…的な見方が楽しめるのはいいっすね。
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無造作に置かれた手足のパーツ。これだけ見るとちょっと怖いけどきっと完成作品は美しいのだろうな…と想像してみる。
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4:30 残りはあと1時間。どこのチームも最終的な仕上げ段階に入ってる模様。中には既に完成して道具の片付けに入ってたりとバラつきはあるものの、ほとんどのチームが制限時間いっぱいまで熱心に作業をしてました。この時間帯が一番寒いと感じたのはがっつり寝てしまったからかな?それにしてもよく3時間おきに起きれるものだなと自分でも関心する。制作チームは不眠不休なのかな…凄い集中力です。
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手足が合体して女神像?に…後ろの羽根?は特に細かい彫刻でこれ凄い難しいよね?凄いなぁ。もう1枚の写真は細い弓なりのパーツを連結中。かなり苦労していたみたいです。あー完成が待ち遠しい。
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完成した作品はライトアップされてるものもあって入口付近にあった彫刻は既にこんな感じ。松本山雅FCのエンブレム?ですよね。なんかすげぇカッコいいんだけど。制作過程の写真もセットでみるとあの塊が…と改めて職人たちの凄さを思い知るのであった。
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最後にブロワーて削った氷の粉を吹き飛ばし、更にバーナーで炙る。最終的には手作業でブラシを使って細かい部分を仕上げていく。この工程を終えると先程まで白っぽかった像が一気に透明度が増しクリスタルのように輝きを放つ!この瞬間がたまらなく美しいのだ。職人すげぇ!
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「制限時間はあと30分です」とアナウンスが入る。果たして間に合うのか?とちょっとドキドキしながらまるで自分達も参加してるような錯覚に陥りながら見守っている。他のギャラリーもおそらくそんな感じなのでは?刻々と時間が過ぎていく中、ほとんどのチームが作業を終えているのに残り10分という状況でまだフォークリフトを使っての合体作業中。大丈夫なのかな…


5:40 「終了です!手を止めて下さい…」とアナウンスがあって制限時間終了。ほとんどのチームが入念に仕上げ作業をして制限時間いっぱいまで作業をしてました。中には仕上げが間に合わず?的なチームをあったけどここからはライトアップの作業に。

周辺の後片付けを済ませ準備が出来次第色とりどりのライトでライトアップを行っていく。いつの間にか人が増えていてこの時間帯が一番ギャラリーが多かった気がします。ライトアップ中も重機が入れて余った氷の塊を撤去するなど撤収作業が1時間以上続いていました。この時間帯が一番の見せ場なのになかなかフリーで撮るチャンスなくてその辺りはちょっと残念な部分。
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6時半を過ぎると空が明るくなりはじめライトアップ効果が薄くなってきた。このくらい淡い感じも素敵ですけどね。それと同時にもギャラリーが徐々に減りはじめるという現象。やっぱり暗い時のが綺麗だよね。
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7時過ぎには全ての氷くずなどは撤去され作業スペースだった部分も歩道として開放されるのでより近くで観られるようです。周りが明るくなると氷の透明度が上がり夜とはまた違った表情を魅せる。これはこれで素敵だと思う。陽の光が当たりはじめるとキラキラして綺麗なんだろうけどそうするとあっという間に溶けてしまいそう。曇り空で良かったんじゃないかな。
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この後、コンテストの結果発表などもあるハズですが残念ながらそろそろ帰らないと明日の仕事に影響しそうなので7:30に撤収してそのまま高速乗って帰宅しました。滞在時間12時間のスペシャル弾丸ツアーではありましたがこのようなイベントを実際に自分の目で見れて最高でした。これが最後なんてホント勿体ないですね。

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