お城EXPO 2016 -城の美学にふれる3日間-

12月23~25日までパシフィコ横浜会議センターで開催の「お城EXPO 2016」に行ってきました。
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歴女という言葉が世に出初めてから数年経ちますが、戦国時代に突然タイムスリップしちゃうなんて突拍子もない設定の漫画が大ヒットしたり、町興しや観光PRにと売り出した戦国武将グッズが飛ぶように売れていたり、更には大河ドラマなどの影響もあってか世は空前の歴史ブームと言われております。今回のイベントはその中でもお城にまつわる貴重な資料展示や講演会など"城"に一点集中なスペシャルイベントで城マニア必見とのこと。実は旅も好きですが城も好きなんです。なので今回もイベント開催はとても楽しみにしてました。

今日は3日間開催されるイベントの初日。チケットは事前に購入し開催期間内のうち1日を選んで行く事が出来るというものでいつ行っても良かったのですが、やっぱり初日に行かないと気が済まない性格なもので本日行ってきました。


10:00からイベントスタートだったので9:30ぐらいに到着しておけば余裕だろ…と思っていたのですが、会場前まで行ってみると既に50人以上並んでいて慌てて列に並んだんだけど、その後どんどん後ろに列が伸びていきビックリした。お隣の展示ホールには色んなイベントなどで何度も来てるけど会議センターは入るのはじめてなのでどんな感じなのかも気になる所。並んでる人たちを観察するに当然の事ながら年齢層は高めなのだが、家族連れや若いカップル、女性も多くて歴史ブーム…いや、お城ブーム?依然関心高いようですね。
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そして10:00になり開場。入口は2階にありフロアをそのまま進んで行くと武将?がお出迎え。テーマ展示は1階から5階まであり各階ごとにテーマが分かれ細かく展示内容が分かれているようで入口で渡されたパンフレットを見ながら今日のルートを考える。ちなみに2階は入退場口があるだけで展示はないみたい。
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人の流れは一斉に3階へ向かっていたが、とりあえず順番に…と思い1階へ降りる。ここに何があるかと言うと…広いフロアの中央に置かれているのはただの石?…ではなくて、これ熊本地震による崩落により熊本城の修復現場から発見されたという「不思議な文様のある石垣石材」なのです。普段は熊本城内で保管されているという貴重な石をこのイベントで本邦初公開!との事。わざわざ熊本から持って来たのでしょうね。要チェックです!
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1階ホールにあったのはこれだけなので謎の文様をじっくり見たらすぐさま上の階へ移動。2階はスルーしてそのまま3階へ向かう。エスカレーターを降りた瞬間から人の多さにびっくり!入ってすぐここへ来てればもうちょっと楽に見れたであろうにちょっと作戦ミス?いや、想定内です。(どこが?)


さて、まずは左手にあった「熊本城復興支援コーナー」を拝見。今年起きた最もショッキングな出来事は地震の影響で熊本城の一部が崩壊してしまった事。その復旧復元を目指して「復興城主」という制度を行っていて、その「復興城主」への申込み用紙や募金箱が置いてありました。熊本には以前に一度行ったことがあるんだけどスケジュールの都合で熊本城に寄る時間がなくて結局未だに行けてない場所だけに何とか復旧をと願っております。他にも熊本城の模型やミニ石垣が展示してあったり熊本の観光情報なども沢山置いてありました。
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それでは次のエリアへ。…とその前にまずはパネルにて「城の基礎知識」を学習しておく。勉強になります!
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さぁ、今度こそ…次のゾーンへの入口は既に開かれている!
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…と思ったら敵の出現?いや、カメラを向けるとポーズを取ってくれる心優しい武将の方たちでした。今日、武器とか持ってきてないから敵だったらどうしようかと思ってヒヤヒヤしました。(嘘)
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ここから先は「城めぐり観光情報ゾーン」。国宝5城である姫路城、犬山城、彦根城、松本城、松江城を含めた日本100名城に選定されている城郭を有する団体のブースがあって、城めぐりに役立つ情報や観光情報などを発信してるスペースなのです。

まず最初に目の前に飛び込んできたのがこの真っ赤な甲冑。
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ここは滋賀県の彦根城ブースで正面には甲冑が2体並んで展示。それじゃあもう1体も撮影を…と思ったら突然動き出し目の前まで来たので、また敵?今度こそ斬られるのかと思ったら観光情報が入ったクリアファイル貰いました。とてもスリリングなイベントですね。
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なんとか危機を乗り越え?左に進むと今度は島根県の松江城ブース。ここにも2体の甲冑が…もしやと警戒体制で近づいたがここは大丈夫でした。
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お城EXPOと言っても実際に城はとてもじゃないが展示出来ないのでどうゆうものが展示されているかというと、このような甲冑を中心に展示してあるブースがほとんどで、あとは現地の観光情報だったり城のミニチュアモデルの展示だったりといったものが多かった。まぁ、それだけだとアレなので中には実際に装着出来る用の甲冑を置いてある所もあって写真を撮っていると「着てみますか?」と聞かれるブースもありました。子供は無邪気に甲冑着て刀もってポーズ決めて…なんてやってましたがこの歳になるとやっぱ恥ずかしいですよね。
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そんな中、神奈川県開催の特別枠?として展示されてる小田原城ブースでは木造モデルの巨大小田原城が。リニューアルされてからはまだ行ってないんだけど、子供の頃は一番近くにある城という事でよく小田原城見に行ってました。当時はお城がこれほど脚光を浴びる日が来るとは全く思ってませんでしたけどね。
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城めぐり観光情報ゾーンの各ブースの通路側には「日本100名城写真展」というパネル展示があって、日本城郭協会選定の日本100名城の詳細データが載っており、この城は行った事ある!とか今度これ行きたいんだよね…などと思いながら眺めるのは結構楽しいです。なんかこれスマホアプリをダウンロードしてスタンプラリーすると抽選で景品が貰えるとか書いてあった。
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このフロアには「イベントステージ」という特設ステージがあって1日に何回かご当地キャラクターがやってきてお城クイズがあったり一緒に写真撮影も出来るとか。初日の第1回目のゲストは「くまモン」で、あっという間にステージ前は埋まり凄い人気でした。やっぱ人気あるよね。
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その他にもこのフロアには物販コーナーがあって、お城に関する書籍やグッズなどが販売されていてレジに行列が出来るほどの盛況ぷりであまりに長い列に見るのを諦めた。まぁ、何か買うとしても荷物になるから帰りだしとりあえず他の展示も見てからにしようかなと。その時、さらに列が長くなってたら諦めます。


って事でお次は4階へ移動。
3階フロアの過熱ぶりとは一転して4階は割と人も少ないしのんびり見れる感じ?というのもこのフロアは小さな小部屋にお城に資料展示が中心となっているからみたいです。


まずは「城の自由研究コンテスト優秀作品展」。こちらは全国の小中学生を対象とした「城の自由研究コンテスト」の各優秀作品を展示したスペース。そうい言えば子供の頃は自由研究とか色々やったよなと思い出しながら展示物を拝見していたのだが、どれもクオリティが高くてびっくりするものばかり。さすが優秀作品だな…とそれにしてもよくこれだけ調べあげたものだと関心しきりでした。今時の子供もなかなかやるんだね。
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そのまま奥へ進むと隣の部屋では「現存十二天守模型展」というものが。江戸時代以前に建設された天守で現代まで残っている12城(弘前城,松本城,丸岡城,犬山城,彦根城,松江城,高梁城,姫路城,丸亀城,伊予松山城,宇和島城,高知城)をミニチュア模型で復元し展示した部屋で、ミニチュアといってもプラモデルなんかよりは全然大きくて凄く精巧に出来ていて見応えも十分だし迫力あります。写真は片っ端から撮りまくってたんだけど全部は載せきれないので抜粋。高知城が意外とカッコいいのと弘前城の青緑色の屋根が一際目立ってました。
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一番奥の部屋では「お城EXPOフォトコンテスト」の展示。全国から応募された「お城の写真」が綺麗に並べられまるで美術館のよう。写真の出来はプロではなく一般人の写真という事でただお城が写っているだけ的なレベルのものもあればプロ並みの素晴らしい写真もありそのギャップもなんか楽しかったり。
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5階フロアはワークショップや「お城シアター」「お城EXPO検定」などもありましたが、時間的に午後からのものが多くてあまり見られそうなものなかったので再び3階に戻ってきた。


するとステージには今度別のキャラクターが…と思ったた家康くん!正式名称は「出世大名家康くん」というらしいですが、ゆるキャラ?の部類に入れていいのかどうかも微妙な家康くんですが何か憎めないというか…意外と好きなんですよね。
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そんな家康くんオンステージ(ちょっと違う?)が終わってしばらくするとフロアの1画で写真撮影会がスタート。意外と人気の家康くんでしたがカメラを向けるとニッコリとほほ笑んでくれました(表情変わってないって?)。こんな近くで見れるなんて…今日来て良かったなと。
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そういえば、まだ見てないゾーンがあったような…と思ってパンフレット見たらこのフロアの奥に秘密のゾーンがある事を知り奥の廊下へ進む。エスカレータ降りたらそのまま進んじゃったからな…このルート死角でした。


最初の小部屋は「厳選城絵図展」で日本城郭協会所蔵の城絵図が展示されていて、簡単に言えばお城とその周囲まで描かれた古地図で当時の様子を伺い知る事が出来る。江戸城下図などを見てると今でも使われている地名なども沢山あって見てると楽しいのだがこのエリアは写真撮影禁止と言われました。

更に隣の小部屋では「城郭の浮世絵展」。浮世絵師によって描かれた武将や戦場、城を舞台にした浮世絵が展示されていてカラフルな色使いと独特の表現方法が凄く粋でカッコいいなと。残念ながらここも写真撮影禁止エリアとか。やっぱりこうゆう系は著作権とかいろいろなのかな。


そして最後の部屋は「お城のジオラマ模型展」。日本の名城を情景と共に復元したジオラマ模型が展示してあるスペース。城EXPOと言っても主役の"城"を実際に見れないだけに密かに一番楽しみにしていた展示物。まぁ、それは他の人も同じなようでとても賑わっていた空間でした。
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周りに柵はあるもののケース内に展示してある訳ではないので、こんな感じでかなりの至近距離で観られるのは嬉しいところ。小さいながらもとても細かい部分にまでこだわって作られているようでこうゆうの見てるとワクワクしてきます。
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とにかく数がたくさんあり凄い展示数なのですが、単にジオラマを置いてある台とこのように後ろに背景パネルが設置された台の上に置かれたものがありました。知名度のあるメジャーな城や大きな模型は背景付きのものも多く、当然ながらその辺りに人気が集中して中には写真撮るのに順番待ちみたいなものもありました。
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背景があるとどんな写真になるかと言うと…こんな風に雰囲気が全然変わって凄くリアルな感じに。
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この奈良県にある「高取城」ってお城まで向かう道とか凄くカッコ良くて好きだったんだけど、これ背景付いてなかったのが残念。でもこうやって今では見る事も出来ない城の姿を当時のままの姿で観ることが出来るというのも模型ならではというか妄想がどこまでも広がっちゃうよね。これ欲しいな…
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とまぁ、こんな感じでがっつり観て参りましたが、実に楽しいイベントでした。今年は念願の姫路城にもようやく行けたし来年はもっとたくさんの城を見る機会があればいいなと思っております。

城っていいよね。


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