LOUVER な VEZEL 誕生!

夏到来!梅雨が明けた途端に暑い日が続いてますが、今回のテーマは夏の車中泊。それを可能とする画期的なアイテムを作ってみました。そのヒントは意外な所にあったのです。
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趣味が車旅とも言っていい僕。全国を巡って美味しいもの食べて、温泉入って、色んなものに刺激を受けてと仕事に追われる毎日から解き放たれ気分転換にもなる。色んな人に出会い何十年も生きてきたのにまだ知らない事があった事に驚かされたり旅っていいよな…と思うのですが、そんな僕でもこの時期だけは車で出掛ける事が極端に減ります。

それは何故か?この時期、締めきった車内で熟睡するのはとても難しくもはや試練以外の何ものでもないからです。うちのZEVELはhama69 custom works特別仕様車で荷室が和室になったりもしますが、通常はほぼ床をフルフラットにして寝床を確保した車中泊仕様となっています。外出先で眠くなったらすぐ眠れるし、翌日のプランニングが楽になりますしね。でも梅雨から夏にかけては例え暑かろうが窓を開けて眠るのは虫の侵入や防犯という事を考えて控えないとね。

今まで、網戸は前車AIRWAVEの時に作って試したりもしたし今はドアにかぶせるだけで虫除け出来る便利なアイテムも売っていたりするのですが、あれもの凄くカッコ悪いしそもそも窓開けてます!といのがバレバレだったので採用する気もなく、何かいいのないかなぁーとずっと悩んでいました。そんなある日、ホームセンターで閃きました。これだ!ルーバーだ!と。

ルーバーというのは羽板と呼ばれる細長い板を枠組み斜めに組む事によって、雨風光をシャットアウト出来るのです。尚且つその構造から内側からの視界は確保しつつ外側からは見えづらいという利点もある為、柵や塀などとの建築物でよく利用されています。今回はこのルーバーシステムをヴェゼルに取り込んでみよう!というのがテーマです。


という事で本題に移ります。

まず羽板の材料となる細長い板、さらに枠組み用の板などをホームセンターで調達。ここ何カ月でどんだけ木材購入してるか…。今回も材質は桧を採用。理由は安いという事もありますが、耐水性という面でもこれが最適かなと。いつもは長い木材をカットして使用してますが、羽板用の板は板の厚みが薄いので90cmサイズしか置いてなくて値段が割高になりちょっと想定予算をオーバーですが仕方なし。
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まずは窓の採寸を行い、大きさに合わせた枠組みを作るところから。うちの車はドアバイザーを装着しているので寸法を測るのは難しくて苦労しましたが、もう一つ苦労したのが窓ガラスが湾曲しているためにそのラインに合わせた枠を作る事。それを可能にするために窓のRに合わせた定規(左)を作成しこれに合わせて枠を少しづづ削っては現物合わせという根気のいる作業が続く。
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で、完成したのがこちらの枠組み。羽板の長くなると強度にも影響するし持ち運びに利便性なども考え2分割方式を採用。仮組みのため筋交いを入れて接着しているが羽板を入れて完成した時は筋交いははずす予定。ここまで作るだけでも相当時間かかったけど、ようやく土台が出来がっただけなので完成まではまだまだ。次の行程へ進みます。
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後は羽板をこの枠組みに合わせ順番に固定していくだけなのですが、ここで頭を悩ませたのが羽板の間隔と角度。光や風などを多く取込みたいなら浅くすればいいのだけど、今回は外側からの視線を遮断するというのも重要なポイントなので角度はなるべく深くし間隔もなるべく狭く。仮組みで何度も試し、これでも通気は十分に確保できるラインを決め固定。なかなか難しいのと大量にあるので面倒。
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何枚か固定したら実車に装着し見栄えとか左右のライン合わせなど細かい点を注意しながらの作業。これをやっていた時は梅雨のど真ん中で作業中に雨が降ってきたりしてなかなか効率良く作業が進まなかったのは今となってはいい想い出?です。あの時点では完成まで辿り着けるのかちょっと不安だったけど。
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何せ初めてのルーバー作りなので試行錯誤を繰り返しだいぶ苦労はしましたが、ようやく片側の完成。やはり苦労したのは羽板の角度調整とバランスで、少し角度が変わっただけでも見栄えが全然違ってくるのでここだけは妥協出来ないなと時間をかけてじっくり作業しました。
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とりあえず装着!してみるの図。アンバランスさというか違和感は確かにあります。でも結構いい感じに仕上がっているのではないかと。羽板の調整をこまめに行ってたおかげで左右のラインもきっちり揃ってるし想定以上に綺麗な仕上がりになったのではないかと思われます。
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同じように反対側も作るのですが、その前に平行作業としてもう一つの物を作ります。それは何かと申しますと…網戸!ルーバーだけでは虫は防げないので。通常網戸だけだと外側から丸見えなのでセキュリティ面での不安がありますが、ルーバーと組合せる事で外部からも見えづらくなり尚且つ虫の侵入もシャットアウト出来るというね。

今回はリア窓を7割程度開けた状態で採寸しその形状に合う形でまず基本となる枠の作成。その枠に網戸を貼りつけ、さらに室内側のみ(外側からはルーバーで見えないので)見栄えを良くするためPVC製のシートを貼りつけ。こちらも採寸には窓のRに合わせるのが苦労したけども、そこさえクリアしてしまえば後はね…一旦こんな感じで完成。
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では次の作業に。ルーバーは一旦完成!なのですが、そのままだとこの部分だけ目立ってしまい逆に注目を浴びてしまいそう。そこで考えたのこれ。いくら耐水性があるといっても木材なので屋外に使うにはより保護性や耐性が上がるかなと思い。色も悩んだけど車との相性を考え黒系をチョイス。この塗料のいいところは木目を生かした仕上がりになること。どんな感じになりますか…
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塗装前と塗装後。見比べてみれば一目瞭然で一気に雰囲気変わりました。単体で見ればさら地のままのがいいのかも知れないけど車に装着する事を考えるとこのぐらい落ち着いた感じの方がしっくりくるかなとこの色を選んでみました。
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まるで古民家の壁のような使い古された風合いがなんといい感じで、元の材質の色味や木目によって同じ塗料を塗っても一枚一枚違う雰囲気になるのと遠目では分かりづらいが近くでみると木というのがよく分かりこれも"和"VEZEL PROJECTの一環と言ってもいいかもね。
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では、実際に車に装着してみるとどうなるか?

何も着けない状態でのリア窓。この状態からどう変わるか…
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ますは網戸を装着(ルーバーの後からでも装着可能)。外側からだと地肌剥き出しでカッコ悪いけど、やがて見えなくなるので気にしない。一方の裏側は綺麗に仕上げたので見た目も全く違う感じに。ホントは全面網戸にしたかったのだけど、最近の窓って全開しないのでどうしてもこんな感じになってしまうのですよね。
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ここで完成したルーバー登場!塗装前と比べると周りとの一体感もあり、真っ黒ではないムラっけのある色合いも味があってオンリーワンなオリジナル感が良く出てます。これならそれほど目立たないし尚且つ雨や光を遮りつつ風はしっかりと取込み出来るルーバー窓の完成。
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こちらは室内側から景色。先程の外側から見た感じと比べてみればその違いが分かると思いますが、こっちから見るとかなり視界が広いし外の様子が分かる。これもルーバー効果のおかげかな。
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遠目から見るとルーバーを装着してる事すら分からないぐらいで、これだと違和感も全くなし。純正?と思うくらいにしっくりくるカッコ良さ。これはいいかも!やって良かったな。これで季節を問わずどこでも行けるしどこでも泊まれる。
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実は色塗り前の状態ではあったけど、先週仙台まで行った時に試すにはもってこいだと思い使ってみました。通気性はもちろん、夜になって車を明るくしても外から見てもプライバシーはしっかり確保出来ていて想定以上の完成度だった。ただ、やっぱり彩色してないと目立つという事は分かったので今回色塗っておいて良かった。

という事でこれからは夏旅も楽しむ。VEZELと旅に出よう!
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この記事へのコメント

2016年08月10日 23:35
初めまして、さんちゃんと申します。
車中泊で検索してたどり着きました。
ルーバーの自作ですか?素晴らしいですね。
夏の車中泊は、ホント、暑くて危険ですからね。
2016年08月11日 09:29
はじめまして、コメントありがとうございます。
夏はひたすら忍耐なので車中泊は避けてましたが、これで少しは快適になるかとルーバー作りにチャレンジしてみました。夏旅も楽しみます!

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