フルフラットでGo! -VEZEL編- Vol.2

ヴェゼルで快適な車中泊を実現するべくスタートしたプロジェクト「フルフラット大作戦!」。先週のつづきをお届けします。果たしてミッションの行方は…
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作業は順調に進行し、あっという間に完成!かと思われた前回でしたが、最後に衝撃の事実が判明し結局やり直しハメになったという所までお届けしました。今週やるべき事はまずその対策を考え段差問題を解決すること。

座面の一番高い場所に合わせるとなると結局この骨組み(上)では実現不可能なのが発覚したので、とりあえずパイプを短く切ってみたのが下の写真。これで解消できれば被害は最小限で済むのだが、これでダメなら1から見直すしかないのだが。
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横から見るとこんな感じ。後席ロック用の台座を最高点になるようにこの位置までパイプカットしてみた。使うパイプが短くて済めば軽量化(といっても大した重量じゃないけど)にもなるのだけど、とりあえず出たとこ勝負なのでこの後の展開は考えていない。
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で、板を乗せてみた。この状態でフラットになっているか測定器を使って確かめてみたら微調整は必要なもののかなり水平に近い位置になったので作業は次のステップへ。なんとかなりそうで一安心!と胸を撫で下ろした所だったが更なる試練も。


その試練というのは、板の上に荷室側から出てるペラ板を重ねた状態にするとペラ板の厚みの分だけ段差が出来てしまう。この隙間を埋める手立てを何か考えなければ…。難しいのは前に行くに従って隙間が消えていくという事。
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で、考えたのがこの方法。薄いべニア板を買ってきて何枚も重ね合わせる事で徐々に段差のない滑らかな勾配を実現するのだ。これを反対にして板の上に貼りつけてあげれば微妙な段差が完全に埋まるハズ。最初、同じ厚みの板をカンナで削って…という方法でやろうとしたがあまりにもハードルが高く諦め他の方法を模索した結果、逆転の発想?でこの方法を思いついた。
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接着剤が乾くのを待って、改めて板を乗せてみたら凄くいい感じに。これで段差の全くないフラットな床が完成。横からみると継ぎ接ぎだらけであまりスマートな感じは見えないけど、人目につく場所でもないしこのままで十分かなと。
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角度を変えて後ろから。べニア板をプラスしてしまった影響でとても一体感のない感じの仕上がりになってますがこだわるのはこの部分ではないので細部は後回しにして作業を進めます。
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パイプが途中までになってしまった事で最後の板をどう連結するか?と考えましたが、出した結論は独立式にする事。テーブルのように足を付けてやる事でこの部分だけ立たせられるので後席と前席の隙間に置いてやればいいハズ。強度という面ではやや不安はあるが、こちら側は就寝時に頭を乗せる部分なのでこの程度で十分だと思ってる。
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移動中は前席を使用できるように分離できる形にしたが、その移動中に外しておいた板が邪魔にならないようにとこのように脚を畳める設計にしてみた。脚を外してしまえば更にコンパクトになるのでこれなら邪魔になることもないだろう。
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これにてパイプと板の作成は完了。全てに板をパイプにはめてフラット具合を再確認。さきほどは継ぎ接ぎだらけのままでもいいかな…と思ったけどやっぱりちょっとカッコ悪いので板をフロアカーペットの色に合わせて黒に塗ってみた。
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ここまで来たので改めて実寸!荷室というか寝室の全長は182.5cmを記録。これでなんとかAIRWAVEと同じレベルまでは確保出来たので窮屈は感じないハズ。でもこれだけ苦労してもやっと…なので改めてAIR君の凄さを思い知る。
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ここからは仕上げ。

まずはクッション材の代わりになるように全体に連結式のマットを敷く。これが微妙な段差も吸収してくれるので更にフラット具合は高まる。そして床の感触も飛躍的に良くなる。
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その上にAIRWAVEで使ってた畳を敷いてみた。若干リサイズは必要なものの、ほぼそのまま使用可能なほどマッチしている。もうだいぶ使用感が出てきてしまっている事もあり、作り直そうかと思ってるけど、これからの季節は畳!という感じではないので来年の春先頃でもいいかなと。
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で、秋冬に向けてカーペットを敷いてみました。サイズ図って切り売りのカーペットを買ってきたらハサミでチョキチョキ切るだけなので作業はあっという間に終了。ここまで来るともう車の中とは思えない完成度。
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最終確認。全て完成した所で改めて測定器を置いてフルフラットになっているか確認してみた。もちろん、フルフラット!こちらが証拠写真。ちゃんと水平出てるでしょ?えっ、遠すぎてよく分からない?
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ではアップで。いやぁ~悟空さんカッコいいな…。あ、違った。ちゃんと真ん中の奴が二重線の枠内に。実はトップ写真に正解が出てました。あれを見て悟空さんの足だと気付いたアナタはかなりのDBマニアと見た。
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若干脇道に逸れましたが、旅先ではこの上に更にエア式のクッションを敷いて寝袋を敷くので快適そのもの。家に居るのと変わらないくらいリラックスしてぐっすり眠れます。もう少し涼しくなったら旅に出ようかと思ってます。
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それではおさらい。

骨組として使用したのはイレクター。鉄パイプなので強度もあるし専用カッターで簡単に切断出来るのしジョイントを充実してるのであらゆるものに応用できるという汎用性が最大の魅力。今回はパイプが使いまわし出来たので出費も抑えられのがよかった。
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ジョイントはハメ込み式なので簡単に取り外しが可能。とは言っても核となる部分は強度の事もあるし接着剤で固定しています。今回はシートに合わせ6:4で分離できるようにした。全てをバラバラにするとここまでコンパクトになるので使わない時は収納の楽。この点もイレクターを使った最大の利点でもある。まぁ、今回は前回の半分くらいしかパイプ使ってないのでそのままでもトランクに乗せておけるぐらいの面積しかないけど。
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こちらは移動中に取り外して使う用のテーブル式パイプの骨組み。これも更に細かくなるけどバラすの面倒になったので省略。
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そして床板。今回は6分割にしたというか結果的になってしまったのだけど。見栄えを良くするためと荷室との一体感を目指して黒で塗ってみたけど完成すると全く一目につくことはないので余計な労力を使っただけかも?と思っている。
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床板の裏側はパイプと固定するためのジョイントと、パイプのない部分にはシートと直接当たると傷んだりする心配があったのでカーペットの余りを貼りつけて直接干渉しないようにしてみた。
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そしてカーペット。今回は薄手のものにしたので使わない時は丸めてやればかなりコンパクトに。色は何種類かあったので迷ったけど都会はSUVらしいシックな色合いにしてみた。
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これらを全て組み込むとこのような空間が完成する。一切の段差がなくまさにフルフラットな空間。家のリビングかと思えるくらいの開放的な空間が車の中にあるんだよね。車の全長が短かかったのでどうなる事かと不安もあったけど、こうやって完成した姿を見るかなりの満足度。これなら車中泊も全く問題なし!長距離ドライブに拍車がかかりそう。
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尚、全面使用の他に片面それぞれでの使用も出来るようにしました。AIRWAVEの時もそうでしたが、一人旅が多いので普段はこのタイプで使う頻度が一番多いのだ。この形だと椅子も使えるしね。
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椅子を跳ね上げれば背の高い荷物も置けるし、冬はスノボでの使い勝手が一番いいのがこの形。室内でブーツ履いたり、板も斜めに立てかけておけるしね。こうして冬への準備が着々と進んでいくのであった。
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以上、フルフラット大作戦!ミッションコンプリート。疲れたからオラ寝る。
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