T.バートン & D.エルフマン 映画音楽コンサート

8月9日に東京国際フォーラム ホールAで行われた「ティム・バートン&ダニー・エルフマン 映画音楽コンサート」に行ってきました。
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映画で使われていた楽曲をフルオーケストラの生演奏で完全再現するという映画好きにはたまらないイベント。実は2年ほど前にこの場所でスターウォーズの映画音楽コンサートがあったのですが、その時以来2度目の参加。スクリーンに映し出された映画の名シーンに合わせて迫力あるオーケストラの演奏が流れていくというものですが、これがまた何とも言えぬ贅沢感。

しかも今回は大好きな鬼才ティム・バートン監督作品という事で更なるワクワク感でとても楽しみにしてました。バートン作品はほぼ映画館で観ているほど昔から大好きで、そのバートン作品を支えてきたダニー・エルフマンの楽曲をフルオーケストラで聴けるなんて…。


今回は「ビートルジュース」「バットマン」「シザーハンズ」「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」「マーズアタック」「チャーリーとチョコレート工場」「アリス・イン・ワンダーランド」などなど全15作品の楽曲を総勢130人編成の東京フィルハーモニー交響楽団に加え、エルフマン自ら抜擢したサンディ・キャメロンという12歳で世界デビューを果たした新進気鋭のヴァイオリニストも参加するとの事。もちろん演奏自体も楽しみなのだが、今回彼女は映画『シザーハンズ』のコスチュームを着て同名の楽曲を演奏するとも発表されている。その他にも大スクリーンには映画の映像だけでなくバートン手描きのイメージボードやアイデアスケッチ、キャラスケッチといったものも映し出されるとか。なんかもうオラ、ワクワクしてる!どんなコンサートになるのか楽しみだ。チケットだって特別仕様!
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今日の関東は曇り空。西から台風11号がジワジワと接近してる事もあって週末はお天気下り坂との事でしたが、雨は今の所降ってない。ただ、夜にかけて降水確率は高くなってるし明日は雨予報なので降りだすのは時間の問題かと。まぁ、フォーラムは駅から地下街通ってそのまま行けるので濡れることないからさほど影響なさそうだけども。
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会場には16:00頃到着。開場が17:30なのでちょっと早過ぎた?と思ってはいたけど案の定誰も居なかった。でも天候悪化して電車止まるかもしれんし…と余裕をもって来てみたが雨すら降ってないれ!晴れ男って怖いですね。まぁ、有楽町なら時間潰すとこヤマほどあるし早めの行動を心掛けました。
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開場時間まで近所をお散歩してたら地下のレストランでこんなものが。たぶんそれほど関連とかないと思うしメニューも特別用意した感じではないと思うがこうゆうのあるとちょっと気分盛り上がるよね。まあ、寄ってないけども。
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そして戻るといつの間にか人いっぱい!←当たり前。そして開場!もしかしたら会場にコスプレした人とか居るかな?なんて期待してたんだけど、スターウォーズの時のようやお祭り騒ぎ感は無かった。グッズ販売も少しだけあって、パンフレット、マグカップ、トートバッグ辺りは分かるとしてタオルマフラー?も売ってた。とりあえずパンフレットだけかっておきました。後はHMVが映画のDVD販売してたりとか。秋に行われる世界展の先行販売もしてた。もちろんこれはもう購入済みでやんす。
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今日は1階席30列目辺り。ステージからはかなり離れているが、大きなモニタがステージ後方と左右に計3つあるのでそれほど影響ないだろう。と言ってもこのモニターは映画の映像を映すためのものなのでオーケストラの人達はほぼ映らないと思うけど。


18:30 開演。
まず最初にオーケストラの人達がぞろぞろと入場。100名以上の人数が一度にステージに上がるとさすがに威圧感があるというか…この感じ久しぶりです。ステージがあっという間に人で埋まりそれぞれが楽器の準備を始める。そこへ指揮者が登場すると大きな拍手で迎えられる。

準備が整うと早速演奏開始。モニターにはバートン作品のダイジェスト的な感じで次々と色んな映画が流れていく。このシーン覚えてる!な懐かしさもあり、あまり印象に残ってないシーンはこれ何の映画だっけ?とひたすら記憶を辿る作業の繰り返し。一応全て観ているが一度しか観てないのもあったりするのでそんなもんか。

その映像をバックにオーケストラの演奏が。最初は映像ばかりに気を取られていたが、いつしかオーケストラの迫力ある音、そして一糸乱れぬ手の動きに目を奪われる。やっぱ生演奏は一味も二味も違うと改めて実感する。こういったイベント以外はほぼロックなライブしか行ってないのでとても新鮮であるが音楽を楽しむという根っこの部分では同じなんだなと思う。

ただちょっと気になったのが映像と音楽があまりリンクしてないというか、映像は映画のダイジェスト的な寄せ集めの物が多く、イメージイラストやアイデアスケッチなどの見た事ない絵がでてきた時はおおっ!となるが、曲の半分くらいで映像が終わってしまい後はひたすらグルグルを見てる感じなので、ちょっと中途半端というか。映画が元である以上、映像あって音楽なのでやはりこうゆう感じに仕上げたのは勿体ないというか。

そんな流れの中、「マーズ・アタック!」は最高でした。序盤は子供が描いた?ぐらいの下手くそな宇宙人のイラストからはじまり、その後映像に切り替わると宇宙人作って侵略に行く所でUFOいっぱい出てきて一番楽しいとこ。そのワクワクする感じに音楽もしっかりリンクしていて最後までいい感じの流れでドンピシャで終わった。曲が短かった事もあるが、このくらい綺麗にハマると映画音楽のコンサート来たなという満足感がある。何度も見てる映画なので懐かしさもあり楽しめた。

後はやはり「バットマン」メドレー。こちらも何度も見てる映画で思い入れの強い映画でもあるが、あの闇闇な感じの曲が流れてくると嫌でもテンション上がりますわな。最初はイラストからはじまり次第に実写に変化するのだが、イラストはジョーカーばっかりなんだけど何か楽しくて。こちらは映像途中で終わっちゃうんだけど、しばらくしたらまた再開みたいなのを繰り返す感じ。もうちょっと尺を調整してくれればいい感じになるので惜しいね。


前半はここまでで50分があっという間に経過した。オーケストラのコンサートなので途中に20分の休憩時間があり、ここでひと段落。



後半は「猿の惑星」からスタート。どちらかというと後半の方がメジャー所というかインパクトのある作品が多いので楽しみなのである。

後半の見所は何と言っても「シザーハンズ」ですかな。映画自体も大好きな作品で何度も観てるしこの曲ホント楽しみにしてた。序盤は大人しめにスタートし、エドワードを描いたデッサン画みたいなイラストが何枚も出てきていたがなかなか映像が来ないのでちょっとモヤモヤしていた。この曲は特別ゲストが来ると書いてあったがそんな気配はないしこのまま終わってしまうのではないか?と思ってたらステージの脇からヴァイオリンを持った女性がスタスタと歩いてきてステージ中央へ。そして弾き始めた。凄い!何かが乗り移ったかのような動きでヴァイオリンソロ。さすが世界が注目するだけあって音のキレが違うというの素人でも分かる。ホンの数分の出来事でしたが完全に魂持って行かれました。

そしてお次は「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」。ここもゲスト参加のハズが序盤は普通な導入部。この辺りの見せ方は工夫してるなと。途中で曲が変わると大きな拍手に迎えられエルフマン登場!エルフマンと言えば作曲家でもあるがジャックの歌声担当でもある。そう、つまりジャックの生歌が聴けるというとても贅沢な空間に変わるのだ。最初は熱唱するエルフマンをカメラが捉えモニターに映し出されていたが、個人的に観たいのはエルフマンではなくジャックが歌う姿。そう、つまり映像あってのエルフマンなので早くジャック映してよ!とモヤモヤしてた。そして遂にその時が。クリスマスタウンに侵入したジャックの映像に合わせてエルフマンが歌う。この瞬間をどれほど待っていたか…ちょっと泣きそうになった。


本編終了後は「アリス・イン・ワンダーランド」。ここでは半ズボンの少年が指揮者と共に現れ拍手を浴びる。この少年は有名人なのだろか?コーラスというか歌声で参加してましたが、楽曲を盛り上げるのに一役買っていた事に間違いはなく素晴らしい歌声でした。

アンコールは1曲とプログラムに書いてあったのでここまでか…いいコンサートだったな。と思ってたら、再び指揮者とエルフマンが再びステージに戻ってきて何かも始めようとしている。まさかのダブルアンコール?そしてエルフマンが歌いはじめた。エルフマンが歌うという事は「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」の曲だろうが、面白かったのは指揮者がサンタ帽を被り突然歌い出した事。こんなサプライズが…今まで一言だって喋らなかったクールな指揮者が茶目っ気たっぷりに歌う姿に客席からは大きな拍手が。そして笑いも。やってくれますね。

21:00 終演


会場の出口にこれが貼ってあった。
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唯一残念なのは結局ティム・バートンが一度も姿を現さなかった事ですが、それを差し引いても中身の濃い素晴らしいコンサートでしたね。今日聴いた楽曲に影響されてまた映画観てみたくなった。

そして次は秋に行われる『ティム・バートンの世界』展へ!楽しみは尽きないのである。



[セットリスト]

ACT1
#01. チャーリーとチョコレート工場
#02. ピーウィーの大冒険
#03. ビートルジュース
#04. スリーピー・ホロウ
#05. マーズ・アタック!
#06. ビッグ・フィッシュ
#07. バットマン~バットマン・リターンズ

ACT2
#08. PLANET OF THE APES/猿の惑星
#09. ティム・バートンのコープスブライド
#10. ダーク・シャドウ
#11. フランケンウィニー
#12. シザーハンズ
#13. ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
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#14. アリス・イン・ワンダーランド
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#15. ウギー・ブギーの歌(ナイトメアー・ビフォア・クリスマス)

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